投稿日: 2019/11/16

羽毛田畳店

2019.11
珍しい仕事をしてきました。
ある施設の畳替え(裏返し+返し上げ縫い)と二間の床の間の入替作業。

築20数年の建物には、稲わら畳床が使われていますが、長い年月と機械縫い※の作業のため端口の厚みの誤差が多くなってきましたので、今回は裏返しと共に手縫い新畳で行う返し上げ縫いをしました。
※機械縫いでは手縫いと違い畳床に対し糸の掛かりが少なく、厚み調整に使う稲わらを留めているだけで畳床と一緒に締められていませんので、何回も縫っている間に動いてしまい厚みが狂ってしまいます。

厚みの調整に付いている稲わらと畳替えの度に縫われた糸を全て取り外します。
そして、一定の厚みになるように稲わらを縫い付け、最後にその糸を引きながら金槌で締めることにより型崩れしにくく、厚みの揃った端口にすることができました。
作業には通常の裏返しの倍くらいの時間がかかります。

二間の床の間の入替
通常の畳を作る道具では大きさが足らないためどうするか事前に悩みましたが、伝統技法の板入れ畳の技術を使って寸法通りに裁断、製作することができ上手く納めることができました(^▽^)

①建材床Ⅲ型+龍鬢表+白中紋
②建材床Ⅲ型+龍鬢表+七宝茶中紋
和室が二つあり、どちらも二間の床の間があります😅
稲わら畳床を使いたいところですが、作業場から和室へは2フロア担いで上げなければならない為、既存の畳床と同じ建材床で製作しました。
とにかく大きく現場での作業になりましたので、すうーっと入った時にはホッとしました(^▽^)
ヨカッタヨカッタ!
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